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10月20日(月)「シドモア桜」植樹礼拝式を行いました🌸
「シドモア桜」植樹礼拝式を行いました
2025年10月20日(月)、学校法人遺愛学院 前庭において、「シドモア桜」植樹礼拝式を執り行いました。
この桜は、育桜会およびシドモア桜の会 横浜より寄贈されたもので、北海道で初めての植樹となります。
シドモア桜とは
アメリカ・ワシントンD.C.のポトマック河畔に咲く桜並木は、1912年に日本から贈られた約3,000本の桜が始まりです。
この日米友好の象徴の実現に尽力したのが、アメリカ人紀行作家 エリザ・R・シドモア女史でした。彼女は日本の桜の美しさに魅せられ、「ポトマックを日本の隅田川のような桜の名所に」という夢を抱き、日米両国を動かしました。
のちにワシントンの桜から里帰りした苗木が「シドモア桜」と呼ばれ、全国に植樹が広がっています。
植樹の経緯
本学院の創基者 M.C.ハリス氏が米国人宣教師であり、在函館米国領事でもあったことから、日米の交流に深い歴史的つながりがあります。
そのご縁により、このたび「シドモア桜の会 横浜」と「NPO法人育桜会」からの寄贈を受け、遺愛学院への植樹が実現しました。
在札幌米国総領事館からもお祝いのメッセージが寄せられました。
式典の様子
当日は、礼拝形式にて厳かな雰囲気の中で式が進められました。
百武真由美宗教主任による司式のもと、白須朋子教諭指揮、水田真木子教諭奏楽によるリードオルガン演奏、参列者全員による讃美歌が響き渡りました。
最後に、育桜会・シドモア桜の会・学院関係者・生徒代表により植樹と案内板の除幕が行われ、礼拝式は温かな拍手に包まれて閉じられました。
遺愛学院の歴史と日米友好の証として、これから「シドモア桜」が大切に育まれていくことを願っています。








