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遺愛女子高等学校の2年生が4泊5日の沖縄修学旅行から無事に帰ってきました🌴

お知らせ

≪沖縄修学旅行5日目≫

楽しかった沖縄修学旅行も、いよいよ最終日となりました。
午前中は『首里城の見学』を行いました。

2019年10月31日の火災により首里城本館は焼失しましたが、現在は大規模な修復工事が進められています。見学時には大きなプレハブの中で作業が行われていましたが、ちょうど今月にそのプレハブが外されたとのことで、門のすき間からはピカピカに復元された本館の姿を少しだけ見ることができました。

新聞記事より

おそらく来年の修学旅行では、完成した首里城の内部にも入ることができるでしょう。今からその日が待ち遠しく感じられました。

火災やコロナ禍の影響で観光客が激減していた時期もありましたが、今回は多くの修学旅行生や外国人観光客で賑わっており、沖縄の活気が戻っているのを実感しました。

那覇空港では、5日間お世話になったバスガイドさんや看護師さんに感謝の気持ちを込めてお別れの挨拶をしました。名残惜しさを感じつつも、たくさんの思い出を胸に飛行機へと乗り込みました。

沖縄出発時の気温は32℃、函館到着時は14℃。その気温差に体を震わせながらも、生徒たちは笑顔で送迎の家族と談笑し、明るい挨拶をしながら帰宅していきました。

5日間を通して全員が時間を守り、礼儀正しく行動する姿が印象的でした。改めて、遺愛女子高等学校の生徒たちの素晴らしさを実感できる、充実した修学旅行となりました。

≪沖縄修学旅行4日目≫

道の駅かでな&那覇市内自主研修

沖縄県嘉手納町にある『道の駅かでな』では、嘉手納基地を一望できる展望台から離発着する軍用機を間近に見学しました。
館内の展示では、基地と地域の関わりや歴史について学び、2日目の「平和学習」で学んだ内容を思い返しながら、改めて平和の尊さについて考える貴重な時間となりました。
突然響く轟音に驚きながらも、生徒たちは「学びを“実際に感じる”体験」としてしっかり受け止めていました。

午後からは『那覇市内自主研修』へ。
各班ごとに立てた計画をもとに、地図を片手に那覇の街を歩きました。時折降るスコールや30度を超える暑さにも負けず、全ての班が時間通りに集合し、仲間と協力しながら行動する姿が印象的でした。
観光スポットだけでなく、地元の市場や商店街などを巡ることで、沖縄の人々の温かさや地域の文化にも直接ふれることができました。

🗣 生徒の声
「嘉手納で見た戦闘機の音が心に残ってます。目で見ること、音を聞くこと、どちらも大事な学びでした。」
「那覇の街を歩いていると、観光と地元の暮らしが混ざっている感じがして、沖縄の人のあたたかさをすごく感じました!」
「みんなで地図を見ながら協力してまわるのが楽しかった!修学旅行の中で一番“成長できた”気がします!」

次第に終盤へと近づいてきた修学旅行。
日々の体験を通して、学びと気づき、そして仲間との絆を深める時間となっています。

≪沖縄修学旅行3日目≫

朝から青空が広がり、最高の天気に恵まれました。
この日は、沖縄を代表する観光スポット『美ら海水族館』と『ビーチ研修』を満喫しました。

『美ら海水族館』では、世界最大級のアクリルパネルを通してジンベエザメが悠々と泳ぐ姿に、生徒たちは思わず歓声を上げていました。
カラフルな熱帯魚やサンゴ礁の展示も見応えがあり、普段は見ることのない海の世界に感動の声があがっていました。

午後の『ビーチ研修』では、真っ青な海と白い砂浜がどこまでも広がる中で、仲間と笑い合いながらの活動が続きました。
波打ち際での写真撮影や、海風を感じながらのビーチ研修を通して、沖縄ならではの自然の美しさを全身で感じ取ることができました。

それにしても……北海道で過ごしている私たちにとっては、まさに真夏を越える暑さでした。
汗を拭いながらも、生徒たちは笑顔いっぱいに沖縄の魅力を体感していました。

≪沖縄修学旅行2日目≫

本日は、『平和学習』をテーマとした一日でした。

午前中は、まず『ひめゆりの塔(ひめゆり平和祈念資料館)』を訪れ、当時の女子学生たちがどのような状況で戦争に巻き込まれていったのかを学びました。
展示資料や映像を通して、命の尊さや、戦争がもたらす悲しみを深く感じる時間となりました。

続いて『ガマ入壕体験』では、実際に避難壕へ入り、当時の過酷な環境を体感しました。
暗く狭いガマの中で、命を守るために必死に生きた人々の姿を想像しながら、生徒たちは静かに祈りを捧げていました。

午後は『平和祈念公園(沖縄県平和祈念資料館)』を見学し、戦没者の方々に黙祷を捧げました。
展示などを通して、沖縄戦の全体像や、今なお続く平和への願いを改めて考える機会となりました。

また、遺愛女子高等学校の卒業生でもある『外間久子様(元沖縄県議会議員)』より、沖縄戦を直接体験された方々の思い、そして平和の大切さについて、たいへん貴重なお話を伺いました。
生徒たちは真剣に耳を傾け、戦争の悲惨さや平和の尊さについて深く考える貴重な時間となりました。

今日の学びを通して、私たちは『戦争のない平和な世界』の実現を強く願う気持ちを新たにしました。

≪沖縄修学旅行1日目≫

10月5日(日)、遺愛女子高等学校の2年生が、待ちに待った沖縄修学旅行に出発しました。

肌寒さを感じる函館を、早朝からたくさんの保護者の見送りを受けて出発し、まずは羽田空港へ。
さすがに函館よりも暖かな東京でしたが、その後、飛行機を乗り換えて那覇空港に到着すると、気温は約32度、湿度は80%を超え、南国ならではの生ぬるい風が私たちを迎えてくれました。

生徒たちは口々に「暑い!」と声を上げていましたが、それもそのはず。
ほとんどの生徒が長袖の制服で出発していたため、沖縄の気候に驚いた様子でした。

到着後は『ウミカジテラス』を訪れ、白い建物と海のコントラストが美しい景観を楽しみながら、アイスやドリンクを味わうなど、ゆったりとした時間を過ごしました。
観光客の増加に合わせて建物も次々と増えており、活気ある雰囲気が印象的でした。

この日は、すべての行程と夕食を含め、誰一人遅れることなく時間通りに進行することができました。
生徒たちは皆、期待と笑顔にあふれ、充実した一日を過ごしました。

最終日まで全員が健康に、そして沖縄の美しい自然や文化を存分に感じながら、有意義な修学旅行となることを願っています。