中学3年生が、現在工事中の本館内部を見学させていただきました。

本館は改修工事は、使われていた木材を1枚ずつはがし、使えるものと使えないものに分け、再度組み直したり、基礎部分の補修工事を行ったり、改造されている部分を建設当時のものに直したりと、5年近くの長期間にわたる工事の真っ最中です。

現在は外側の改修がだいぶ進み、足場が解体されている段階です。

中学3年生は昨年、本館の歴史についての講演を受けていたので、実際に見学できることを楽しみにしていました。

生徒たちが中に入ると、内部はまだ柱や床下が見えている状況で、完成後は見ることができない基礎部分や壁の下地などを見ることができました。

本館工事を担当している文化財建造物保存技術協会の内海さんから、写真を見ながら当時の様子やどのように工事が進んでいるかなど解説していただきました。

生徒たちはメモをしながら内海さんのお話を聞きながら見学を進めていました。

生徒たちは、古いものを復元する作業というのはどういう意味があるのかということを学び、文化的にも貴重な本館の完成がより待ち遠しくなったようです。

「完成した本館で授業を受ける日が楽しみです❗️」という声があちこちから聞こえてきていました。